訪問看護ステーションいぶき管理者の渡邊です。桜も葉桜となり、ゴールデンウィークも終わり、徐々に暑さがこたえる季節となってきました。今年度も訪問看護ステーションいぶきをどうぞ宜しくお願い致します。
新型コロナウイルス感染者も連日3桁の状況で、引き続き感染対策が求められる状況ですね。
さて、感染対策そのものに関しては、感染管理認定看護師の方が当然詳しいわけですが、特に呼吸器疾患をお持ちの方の感染対策について少しお話したいと思います。一括りに呼吸器疾患をお持ちの方と言いましたが、加齢に伴い人間の嚥下機能や気道における細菌やウイルスに対する防衛機能は徐々に低下するのが一般的です。呼吸器疾患がない方でも、高齢になればなるほど感染予防は重要になります。

まずはありきたりになりますが、手洗いとうがいです。ここ最近では、感染症への対応でマスクも含めて皆さんの生活の中で当たり前のことになってきたのではないでしょうか。また、機能維持という点ではもちろんですが、免疫を高めるためという意味でも、きちんとした食生活と適度な運動は重要となります。特に呼吸器疾患の既往がある場合、呼吸困難→活動量の減少→ADLの低下→QOLの低下といった負のスパイラルに入ってしまうことからも、適度な運動を継続していくことは大変重要です。さらに、ワクチン接種も重要です。小児では様々なワクチンが決められたタイミングで設定されていますが、高齢者でも毎年必ずインフルエンザワクチンを接種したり、肺炎球菌ワクチンを5年ごとに接種することで、特に肺炎の重症化を予防することができます。
呼吸器疾患患者という点でなぜ感染対策が重要かといいますと、実は急性増悪(肺炎などの原因で基礎疾患が悪化すること)の頻度が多ければ多いほど、予後が悪いというデータがあります。このことからも、日ごろから感染対策をしっかり行うことが、健康的に生活するためには重要ということにつながるわけですね~。

理学療法士の大友です。
先日は季節外れの雪が降ったりもしましたが、季節は移り春ですね!心地よい風が吹き、花が咲いたり芽吹いたり。それだけで心がウキウキします。いぶきのリハスタッフはこの季節になると利用者様を外に連れ出したくなります。実際は全員を外に連れ出すことは難しいのが現実ではありますが、カーテンを開けたり、窓を開けたり、この季節を感じてほしいと思っています。
そんな中、利用者様といっしょにお花見に行きました。PT大友は千歳山~馬見ヶ崎川沿いへ、PT江川は霞城公園へ、PT有路は山大近くの河原沿いへ、ST酒井は訪問先近所のお花を見に。手段はいろいろで、ドライブもあれば車いすもあれば徒歩も。外に出れない方には写真を見てもらってお花見気分を味わっていただきました。今回外出してのお花見は私たちからお誘いしたものではなく、利用者様発信で実施できたもので、ご家族様からもご協力いただきました。

最近のリハビリは≪活動と参加へのアプローチ≫が各方面で議論されています。お花見に出かける、お花を見に行くということはもちろんこれに当てはまるものですが、出かけることだけが≪活動と参加へのアプローチ≫ではありません。何かをやるために部分的な取り組みから積み上げて、部分的なものを広げていくことが必要です。今回取り組めたことがまた次のステップに広げていけて、さらにそれが利用者様主体で活動していけたら素晴らしいですね。ちなみに、PT大友の利用者様は「次は紅葉!!」と張り切っています。(笑)
このような取り組みをして、利用者様が訪問リハビリを卒業し地域で活動していくことができるようになることが、我々の役割であり使命だと考えています。
※写真はイメージです
