日頃より当事業所へご協力、ご理解いただきありがとうございます。今月はPT大友が在宅のリハビリについて語ります。
わたしが病院勤務時代、よく患者さんに言われたこと。
「家でも病院にいた時と同じように動けるかな」
「仕事に復帰できるかな」
「好きなことできるな」
また、高齢者施設勤務時代、よく聞いた言葉。
「なんの楽しみもなくなったな~」
理学療法士という仕事につきながら、よく聞く言葉はネガティブなものが多かったように思います。
そんな私の転機となったのが、高齢者施設でデイケアの相談員兼PTの仕事をしていたときです。病院や施設を出て自宅に戻ったのに、元気がない利用者さんをどうすれば元気にできるのだろう? 在宅のリハビリの役割ってなんだろう? といつも考えていました。
病院勤務時代にどうしても身体機能を改善することに重点を置いてきたので、利用者さんの楽しみや生きがいというものを最優先にできていなかったのだと思います。
そんな時に利用者さんが私に言いました。
「日曜大工をまたやりたいんだけど。」
「おいしいお蕎麦がたべたいわ~。」
利用者さんのほうから、在宅でのリハビリについてアドバイスをいただいたようなものでした。
実際にその声に向かい合ってみると、
蕎麦を食べるには?
日曜大工をするには?
と身体機能面、認知機能面、環境面、いろいろなところからアプローチすることが必要でした。
現在、私が訪問させていただいている利用者さんからもいろいろなやりたいことをうかがっています。コンビニに買い物に行きたい、庭の花を見たい、髪の毛を自分で染めてみたいなどなど。
これはリハなの?とケアマネさんから聞かれることもありますが、いぶきのPT・STは一緒に取り組むための準備から関わることが重要で、準備から成功体験を積み重ねていくことが心身の回復につながっていくと考えています。
その人がその人らしく生活するために、基本を忘れず、知識と知恵をフル活用してサポートしていける、いぶきのリハビリでありたいと思っています。
10月よりPTが入職しました!対応可能な曜日が増えます。
これまで対応できず申し訳ありませんでした。今後もいぶきの訪問リハビリをよろしくお願いいたします!!
